Loake, Loake, Loake – ブランドと海外生産の話とか2015/1/11

よく3万円以上の靴を10年以上履いた方が良いと言いますが、僕もドレスシューズはそうだと思っていて、Loakeというイギリスのメーカーのものを愛用しています。昔はデパートに置いてあったんだけど、最近は見かけない気がしています。今はアメ横に輸入代理店のお店があるみたい。10年ほど前に買ったのが左側の茶色の靴で、仕事の打ち合わせやら知人の結婚式やら、大事な時は大体これで行って来た相棒みたいなものです。

靴って難しくて、良い悪いの前に合う合わないがあると思っていて、今まで他のメーカーの靴もいくつか試しましたが、Loakeが一番しっくり来るようです。靴のフィットってもう肌着のそれに近いというか、合わないと普通に足痛くなるので、メーカー決まれば、そこを履き続けるということで良いのかなあと思います。そうそう、この手の靴の話で昔よく利用していたHerring Shoesというイギリスの靴屋で、円高の時はセールもあるし重宝してたのですが、こういうのもある程度ここのは足に合うってなんとなくわかってると買いやすいですよね(木型の違いとかあるけど)。

Loake

今年、黒いポストマンを買い足したのですが、アメリカのそれの無骨過ぎる感じではなく、端正でシンプルで、黒い革靴は大体これで済みそうだなあと思っています。

Loake

あと靴底も大事だなあと思うのですが、結局、ゴムかなあと思います。こないだ雨の日、レザーソールにスリップどめつけたので出たら、やっぱりタイルとかツルツルしてすっ転びそうだった。右の2足はドクターマーチンのソールみたいになってて、特に歩きやすいです。左のは元々レザーソールだったのを一昨年にゴム底に張り替えてもらいました。

ところで、最近、LoakeのWebサイトでブログを見つけたのですが、ちょっと興味深い記事がありました。

Made in England – Loake Shoemakers Blog

Made in Englandを謳うメーカーで、インドやポルトガルでの生産をどう位置づけるかという話なのですが、インド生産ならMade in India、ポルトガル生産ならMade in Portugalをきちんと明記するというようなことが書いてあります。やはり海外生産とブランディング、みたいなことにはそこにきちんとしたロジック必要なんだなと読んでいて思いました。明確な意図持って、プロダクトラインも切り分けていけば、納得性もあるでしょう、みたいなことですよね。なんか、のっぺりグローバルとか、ちょびっとローカルみたいなことじゃなくて、ブランドのオリジンを大事にしつつ、こういうメリハリ効かせたダイナミックなことできると、モノ作りのグローバル化みたいなことを、ブランドが活かせるのかなあと。まあ靴はこの場合、嗜好品に近いし、わかりやすいですが。Made in Englandに理由があるように、Made in Indiaにも理由がある、みたいなことをきちんと言えるのは大事なんだなあと思いました。

こういう言わなくてもいいこととか、出さなくてもいいこととかを、論理的にきちんと整合させて出していくのは、何かこう次のフェイズに進んでいるブランドだなあという感じがしました。

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