テクニカルおばけの話2017/1/11

今年、カナエールの実行委員会のプロモーションチームで素っ頓狂な役割を拝命しました。「テクニカルおばけ」。なんじゃそりゃ、という感じなのですが、割と僕は気に入っていて、まあ半分冗談なわけですが、案外そんな感じだよなあと思います。

今日、ちょうど4年前に公開した、現カナエール東京・横浜実行委員長の植村百合香さん(ゆってぃ)のインタビューを読み返していました。

植村 百合香 – 「踏み入って、踏み留まって、踏み進める」 – ET Luv.Lab.

今に至る大事な話って大体ここで済んでいる。それはだから立ち上げからカナエール東京を設計して育てて来た先達の方々のスキームのデザインによるところが大きく、僕はそのバトンを引き取りつつ、東京・横浜に広がるカナエールのプロモーションに関わって来た立場になります。

というわけで、話は済んでいたのだけど、僕が関わり始めた2014年時点では、まだまだ実行し続けていくために足らない部分が多かった。特に新しいテクノロジーの活用や、ネットを主軸にしたプロモーションの設計、オウンドメディアの充実、データの理解と咀嚼、また、アナログな部分でも、取材されるだけでなく編集者の方と一緒にコンテキストを作ったり、支援されるだけでなく企業とWin Winのディールを作ったり、1つ1つ、実行していくために必要な実行力を補完するために問題解決に取り組んで今に至ります。

って書いてみると、全然子どもの支援プロジェクトに関わる話じゃない感じしますよね。割と僕の役割はそういう感じ。

一方で、カナエールというプロジェクトの肝は、子どもたちに向けたエンパワメント。言うなれば対人支援です。カナエールはフォーマンセル、1人の奨学生につき、3人の社会人ボランティアがそれをサポートするので、20人の奨学生がいれば60人の社会人ボランティアがそれをサポートすることになります。昨年の11月、まずはこのボランティアについてきちんと伝えられるコンテキストを1本作ろうと思って、カナエールのWebサイトに記事を書きました。

「ボランティア」って、なんだろう? – 子どもと向き合うボランティア | カナエール 公式Webサイト

ここで言いたかったことって結局何かって言うと、カナエールのボランティア、楽しそうだなってことですよねw。

カナエールのボランティアを見ていると、奨学生たちと課題に取り組む時間は元より、彼ら彼女らと友達のように会話したり、打ち上げで誰がどうという話で盛り上がったり、社会人同士も同じボランティアに関わる仲間として打ち解けあって、充実した時間が流れているように思います。ボランティアの定義が人によってマチマチなように、そこに探していたものもマチマチなように思うのだけれど、それぞれ何か見つけて120日間を過ごし、スピーチコンテストを終えた若ものたちとともに、新しいステップを踏み出しているように思います。

実際にカナエールのボランティア参加を契機に、自身も新しい一歩を踏み出した人たちも多いと聞きます(Uターンして地元でNPOの活動に関わったり、音楽活動を再開したり、フリーランスになったり、海外で起業したり)。

今週末がボランティア説明会最終です。14日横浜、15日東京で行われます。ボランティア募集については以前、記事を書きました。

カナエール 2017 ボランティア募集の開始 : kosukekato.com : the idea espresso

ここにボランティア募集についてざっくりだけど大事なこと書いてあって、色々なチャネルを活用して、プロジェクトにリーチしてもらうことに取り組みます。

実はWebプロモーションとか、Webマーケティングのエッセンス凝縮されている部分だと思うんですよね。その上で、やり方の話だけをしてもしょうがなくて、「人が動くに足り得る内容が在るか」というのが重要になって来ます。ここまでの話って、結構、科学だよな、って思います。

11月1日から行ってきたボランティア募集のプロセスで、Webへのアクセスは2万人ほどになり、基本的には来場してくださる方々以外にクローズド(スピーチそのもののの映像や内容などはあまり外に出ない)なコンテストの形式を取っているカナエールにあって、プロジェクトを認知・啓蒙する意味でもとても大事。カナエールという具体的なプロジェクトを通じて、「子どもの貧困」とか「社会的養護」とか「虐待」というやや抽象的な社会問題を捉えてもらえると良い、そんな風に考えています。

2017年のカナエールがスタートするまであとわずか。夏のコンテスト、たった1日のために、多くの人を巻き込んで、「準備」を推し進めることに、このプロジェクトの迫力はあります。立ち上げた人たちはすごい設計をしたな、って今でも思います。そこに足りなかったものを補完するためのタスクフォースとして、僕の設計の役割はあります。

まだ足りないものはきっとあるはずで、毎年「より良く」を目指すためには、関わる色々な人たちが新しい設計をプロジェクトに持ち込むのだろうと思います。ガウディのサグラダ・ファミリアのようなもので、現在進行形で設計が行われていく、プロジェクトをドライブするってそういうことだなあと思います。

週末のボランティア説明会、興味ある方は是非足を運んでみてください。関わり方で、見え方はガラリと変わると思っています(僕もボランティアとして参加する見え方は経験してない)。なんか良い景色があるのだろう、と思っています。

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