『虐殺器官』を観て来た2017/2/7

伊藤計劃さんの『虐殺器官』がアニメ映画化されて観て来ました。原作は2007年の作品、10年前のSF小説の映画化です。物語は色褪せることなく、テクノロジーのビジュアル化や世界の街並みの描写も良くて、バイオレンスなシーンが多いことは否めないですけど、良い作品でした。

ただ、やっぱりこれ、本で読むと良いなと思いました。友人が最初の数ページで挫折したと書いていたけど、伊藤さんの物語の構成力とか展開力みたいなものって、やっぱり原作が良い。ビジュアル化されたこと、できたことは素晴らしいんだけど、物語の巧緻さ、面白さ、そして、怖さ、みたいなものは、やはり小説から入るのが良いと思う。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 61

その上で、映画観ると十二分に楽しめると思います。伊藤さんの作品、言葉とか文脈とか論理展開の力を感じざるを得ないんですよね。美しい文章とか、良い言い回しとか、綺麗な言葉選びとか、記憶に残るフレーズ、とかじゃなくて、「力」。

「Project Itoh」

珍しく公開されてすぐ映画館に行ったのだけど、出かけて良かった感じしました。読み逃してる方はこの機会に是非。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 61
ひとり仕事: フリーランスという働き方
(2012-10-5)
売り上げランキング: 14,705
100円