カナエール 2017 キックオフ – 児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラム2017/2/12

今年もカナエールがスタートしました!カナエール 2017、これから奨学生、それを支える社会人ボランティアが、夏のスピーチコンテストに開催に向けて挑戦します。先週、奨学生(カナエルンジャー)への研修、今週、社会人ボランティア(エンパワチーム)への研修がありました。研修、って言うとなんだろうと思うかも知れませんが、インストラクションとガイダンスとワークショップのイメージです。かなり特殊なプロジェクトではあるので、奨学生と社会人ボランティアの120日間がスタートする前に、綿密な準備が行われます。

昨日、社会人ボランティア向けの研修があり、僕も現場で撮影をして来ました。今年は実行委員会のプロモーションチームにおりまして、現場での役割はスチール撮影になります。スポンサーでもある日本オラクルさんが会場及び使わせていただくための当日ボランティアでご協力くださいまして、とても見晴らしの良いオフィスビルの研修スペースでのスタートとなりました。

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今年はなかなか変化の年だと思っています。「子どもの貧困」という言葉をよくニュースでも見かけるようになりましたが、特にこの1年で世の中は目まぐるしく変わろうとしている印象を持っています。

“自分はひとりじゃない” 若者の夢を応援する120日 | カナエール 公式Webサイト

児童養護施設退所者の進学を支援する動きが急速に広まっています。

文部科学省は日本で初めてとなる給付型奨学金を、平成30年度からの本格導入を前に来年度から一部先行して実施すると発表しました。低所得世帯の学生のうち特に経済的に厳しい学生が対象になります。児童養護施設などから進学する学生には入学時に24万円を支給することも決定しました。

また、厚生労働省は児童養護施設の若者の自立支援の取り組みとして、これまで原則18歳までとされていた施設で暮らせる期間を22歳まで延長する方針を出し、来年度の予算を取得しています。

このような公的な制度が充実していくことにより、経済的な理由で進学を諦める若者が少なくなることを願ってやみません。

ここ最近の矢継ぎ早の変化を見ていると、プロジェクトが進んでいくのに並行して状況は変わっていくかも知れません。また公的支援だけでなく、日本財団や早稲田大学など、給付型の奨学金支援のプログラムの充実も進んでいます。こういった背景に興味がある方はこちらの本、お薦めです。

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社会的投資とその手応えについて – 『子供の貧困が日本を滅ぼす』を読んで : kosukekato.com : the idea espresso

東京、横浜、福岡を合わせて、スピーチコンテストへの来場者およそ1,600人、プログラムに参加する社会人ボランティアおよそ70人、運営スタッフおよそ120人、ここにカウントできていない外部のサポーターや、スポンサー企業もおり、年間2,000人近い人が関わるプロジェクトになります。「コンテストに来場すること」が「コミットメントを求めること」と対になっていることにも、このプログラムが「スピーチコンテスト」の形式を取る意味があるだろうと思っています。

「子供の貧困」という言葉はかなり強烈な言葉だと思うのだけれど、おそらく大きく解決するには政策が必要です。また、もっと多くの子どもたちを個別にフォローするには別のプログラムが必要です。そういう中で、ただ、社会問題に警鐘を鳴らし、情報のやり取りをするだけの議論に留まらず、Activity-Based Discussionとして、多くの大人を巻き込むプログラムであることに、カナエールのポジショニングはあるのだろうと思います。

カナエールというプロジェクトは、「奨学金を給付する」という意味においてはとても「大がかり」なプロジェクトです。特にまだ「子どもの貧困」ということに、社会がアテンションを強く持ててなかったこれまで、「多くの人を巻き込むプロジェクトであること」はとても大きな意味がありました。

その上で、奨学生のこれからを見据えて、とても大事になってくるのは、「見守ること」「傍に寄り添うこと」「関わり続けていくこと」です。カナエールでは「資金と意欲の両面から若ものの夢をサポートする」という言い方をしていますが、見守ったり、傍に寄り添ったり、関わったり、そうやって子どもたちを一緒に支えてくれる人たちを増やすことは、なかなか容易にできません。寄付者、コンテストの来場者、社会人ボランティア、実行委員、プロジェクトの母体となっているNPO法人ブリッジフォースマイル、企業にも業務で関わってくれる方々やそれぞれの役回りをしてくださる社内ボランティアの方々がおられますし、取材してくださるメディアにも多くの賛同者がおられます。プログラムやコンテストにご協力くださる有識者、著名人の方も心強いし、他にもたくさんの方々にSNSや口コミやイベントなどを通じてこのプロジェクトを広めていただいています。

そういうものをきちんと見えるようにしていって、より多くの人達に社会問題に向き合い関わってもらうこと、そこにプロジェクトのプロモーションの意味があります。

あともう少しすると、奨学生と社会人ボランティアが出会い、コンテストに向けての120日間は始まります。それと並行して、奨学生のスピーチを満場の観客席で迎えるための準備も本格化します。今年も多くの皆さんのご協力をいただきながら、準備を進めていくことになるだろうと思っています。お願いすることも多々あると思いますが、今年もどうぞ宜しくお願いします。

カナエールのFacebookページ、是非、いいねしてください。コンテストに向けて、継続的に情報発信をしていきます。なかなかプロセスが外に見えづらい、このプロジェクト、コンテストまでのプロセスを皆さんも一緒に見守っていただければと思います。

カナエール Canayell / NPO法人ブリッジフォースマイル

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