「設計すること」の対義語は「経験すること」という話2017/8/13

今日、休みにかこつけて昼寝し過ぎてて、夜な夜なポトフを煮てしまい、それでも力余って、ノートにちょっとこんなスケッチをしていました。「写真」を起点に、自分のできることをマッピングしていってみました。こういうのたまにやると面白くて、ノートも賑やかになって良いです(そこかよ)。大体、内容的にはETのサイトに書いてある事業内容と、そんなに齟齬ないのかなあと思います。

ET, Inc. / 株式会社イーティー | The Incentive Engine

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最近面白いなあと思う仕事に、サービスのUXデザインやUIプロトタイピングがあります。幸いにしてここ数ヶ月は、いくつかの新しいサービスの設計のお手伝いに関わらせていただいていたりもして、僕がやる範囲は限られているもののエキサイティングだなあと。なんかすごい頭使うんですよね。ゼロからサービスを考える、ではなく、こういう企画、こういうコンセプト、こういう指針というのがあって、だからそれが与件になるんだけれども、それを具現化するためにどういうこと考えられるか、を考える、みたいな仕事。だからこないだ人に説明する時に、「サービスの設計、って言っても問題解決の仕事には変わりないんですよね」って言ったら、友人も「なるほどそうですね」って言ってたんだけれども。

ここで言う、UXデザインやUIプロトタイピング、わかりやすく言うとまとめて「設計する」ということです。どの精度、どの粒度の設計をするかというと、サービスに関しては僕はアラアラでしかできてなくて、仔細詰め切る力はまだないなって自覚あるんだけど(まああとそれ1人で詰めることじゃないというのもある)、ここのところプロジェクトに恵まれていて、なかなか楽しんでやってます。実際に形になるのが楽しみです。

さて、この設計すること、何が大事かというと、想像する力だと思っています。ふざけた言い方すると、妄想力?こういうこと考えられないかとか、こういうことあり得ないかとか、そういうの。勿論、筋の良い想像とか、筋の良い推測とかには、それなりに根拠がいるもので、それは知見だったり、経験値だったり、データだったりするのだけれども。

これすごいわかりやすいなと思ったのがカナエールのプロモーションで、終了の決定をスタートに、まだ見ぬ最後の開催を思い描いて、そのための設計をしていくわけですよね。こういうメッセージ、こういうタイミングで動画を出して、こういうメディアと、こういうコンテキストを、このタイミングで広告を、最後に大団円を迎えるイメージを持ちながら時系列で色々なチャネルを詰めていって、まだ目にしていないものを設計していく。プロモーション戦略みたいなこと自体が形を持たないものだけど、構造体ではあるので、Webサービスの設計でUX Journey Mapを描くようなイメージで、プロモーション戦略も描けます(というか、そうやった)。

一方で、設計の対義語にあたるもの、これ、経験することだと思うんですよね。これもとても大事で、僕は主に現場にはカメラマンとして関わりました。やはり現場を見ること、本番を見ること、そこで何を経験するか、ということと、その背景にどんなことがあるか想像すること、これがとても大事。経験の解像度と、そこからの想像力、みたいに言えば良いのだろうか。

ちょうど僕が学生時代にリバースエンジニアリングって言葉が流行ったのだけど、そんな感じかも知れないですよね。設計と経験の関係。

まあもっとわかりやすく言うと。

例えば、家にカブとジャガイモあったとして、これマギーブイヨンとハーブと玉ねぎとソーセージ入れてココットで煮れば美味しいポトフになりそうだな、冷凍しとけばしばらく分のおかずになりそうだな、飽きたらカレースパイスかトマトでも加えれば良いよな、というのは設計の想像力ですよね。

逆に、カレー屋でクルフィというインドのピスタチオアイスをデザートに食べた時に、しかしこれスパイス入ってるよな、アイスクリームとシャーベットの中間くらいの食感だよな、スパイスはどの段階で合わせてるのかな、ベースはココナッツミルクとか使ってるのかな、みたいなのは経験の想像力ですよね。

ああ、これすごいわかりやすい設計と経験の関係の話かもしれないですねw。

設計をするためには経験を想像できたほうが良い、経験をするためには設計を想像できたほうが良い。こういうこと世の中にきっと色々ある。

設計と経験、2大ビッグワードだなあと。

ということで最後はポトフの写真で締めたいと思います。

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