『A FILM ABOUT COFFEE』 コーヒーの風味と生産現場のコミュニティ2017/8/17

日本でも友人がクラウドファンディングによる上映会を企画していたりして気になっていたのですが、コーヒーの映画、『A FILM ABOUT COFFEE』やっと観ました。

A FILM ABOUT COFFEE(字幕版)
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例えば、小麦や大豆のようにコモディティ・マーケットで品質を問われず取引されていたコーヒー豆。スペシャリティ・コーヒーという言葉が生まれ、フェアトレードからダイレクトトレードに、シングル・オリジンの各栽培地の豆が親しまれるようになり、今に続くサードウェーブコーヒーのムーブメントがあります。

特に僕は前半に多く時間が割かれていた、コーヒー豆の栽培と精製の映像がとても見れて良かったです。人が作り育てていることがよく分かる。情報として「ハンドピック」という言葉を聞くのと、実際にコーヒーの木から、豆が一つ一つ摘まれていく映像を目にするのとではだいぶ違うのと、生産地の山間のコーヒー畑も何だか仙境みたいで、とても美しかったです。とてもたくさんの労働によって支えられていることがわかります。

またBlue Bottle Coffeeの代表が日本の大坊珈琲店を紹介しているシーンもあります。不揃いのカップから客に合わせて選び、時間をかけてドリップされるのをカウンター越しにゆっくり眺められる日本の喫茶店は、コーヒーの素晴らしさがわかる経験だ、と語ります。自分のコーヒーデビューはちょうど大学生の頃、仕事で通っていた自由が丘のスターバックスがメインだった気がするけども、当時は「自分でコーヒーを淹れる」ことなんて考えてもいませんでした。

今は割と外にいる時は300円くらいで飲めるコーヒーを飲んでいて、自分でコーヒーを淹れることを大事にするようになりました。お金払えば出てくるものより、自分で選んで買った豆を、自分で挽いて、自分で淹れる、ということの方が幾分かは大事なような気がするし、今回みたいに生産現場のところの映像見れると、やっぱりそれだけきちんと時間使ってやる意味のあることだよなあとも思いました。

後は、コーヒーの風味が大事ということと、生産現場のコミュニティを育てることが両輪、みたいな話が面白かったです。以前読んだ、Blue Bottle Coffeeの本にもその辺のこと書いてあるのですが、美味しいコーヒーを飲むこと、に対する想像力が働かせられる良い映画でした。映像も美しい。

やっと観れた、という映画でした。

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