Google Cultural Instituteが面白い – 所蔵品のO2O2O2016/1/26

今日、昼間、Facebookで見かけて、おそらく多分ちゃんと見るの初めてだと思うのですが、Google Cultural Instituteという取り組み、すごい面白いなあと思いました。Google Japan Blogにも出てるのですが、流してしまっていたように思います(お知り合いが記者会見に行っていた写真をアップしてて興味を持った)。

Google Japan Blog: 「Made in Japan: 日本の匠」 で工芸作品を世界へ

ただ、今回面白いと思ったのはリリースの直接的な内容ではなく、検索機能でした。多分、あんまりわかりやすい例じゃないと思うのですが、焼きものの例を(それやってみて、すごいなと思ったので)。今、このサイトには4000件あまりのセラミック(陶器)のアーカイブがある模様。この中から三島という技法を使った焼きものを探してみました。

Google Cultural Institute

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とりあえず、三島で検索かけると、アートの所蔵品で地名の三島にちなんだものとかも出て来ます。

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なのでセラミックで素材・技法からセラミックを選ぶとドンズバ。所蔵元は「立花家史料館」「Nomura Art Museum」「Tokyo National Museum」などとあるから結構横断的ですね。

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開くと詳細情報もあり、この器はタイトルはアルファベットで入ってるのですが、詳細を見ると、「三島」の記載あり、こういうのも検索対象になってるということでしょう。まあただ、この辺、多言語の壁はあるよなあ、おそらく。美術館とかの管理とかもマチマチでしょうから、美術とか工芸とかの専門用語辞書みたいなのが検索側に必要なのか。まあでもそもそも翻訳がない言葉とかも多そうな気もする。

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デジタルなので拡大もできます。これ多分、実寸よりもでかいよな。

まとめ

個別の美術館でもこういった取り組みをやっているところは多く、僕もパソコンのデスクトップの画面をメトロポリタン美術館でダウンロードしたRobert Frederick Blumという人の作品にしています

The Collection Online | The Metropolitan Museum of Art

一方でGoogleみたいなプラットフォーマーが、今回のような便利な検索UIを、全世界の美術館やギャラリーの所蔵品データベースを対象に用意してくれているというのは、やはり便利な気がしていて、美術品や史料としての価値をリアルの機関が担保したものだけが検索結果に出て来るというのは(実際に目利きによってフィルタリングされているということですね)、玉石混交のインターネット検索とは違った価値がありますよね。だから対象になる美術品や史料はOffline to Online to Offlineみたいなことになるはずで、最終的に所蔵品の実物を目で観たいというところまで行き着くかはわからないけれど、誰かが演出した文脈ではなく、自分で見つけた文脈で、その作品を目的に足をいつか運びたいと思える、みたいなことは、今までの時代にありそうでなかったことかも知れないですね。多くは研究や教育用途だろうけど、うまいこと自分の趣味でも活用できると良いよなあと思いますよね、こんなのあって使えないの、勿体ない気がする。

こういうのどんどん進んで行ったら楽しいと思いますね。良い時代になったな、と久し振りに思いました。

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