もう一度、考える、フリーランス2017/9/11

フリーランス、12年目。フリーランスの定義ってわからないところもあって、会社員の人の副業や、個人事業主、僕の場合は一人株式会社だけれども、12年前より、社会におけるフリーランスも大分認知されるようになって来たように感じます。サービスや法整備も徐々に進んで、欧米並みとは言わずとも、日本でもフリーランスと名乗ってあんまりびっくりされなくなって来た、そんな感じもしています。傭兵稼業、随分プレゼンス上がった。

それに応じて色々なフリーランス論が語られるようになりました。楽しいこと、厳しいこと、成功するための方法論、失敗だった経験談、ほんと色々だなあと思いますけど、なんか改めて少しフリーランスについて整理しても良いような気がしました。いくつか、僕が感じる良いことを書いてみようと思います。

チームが固定化されない

これ1つ良いことなのではないかと思います。プロジェクト単位で、色々な人達と仕事するので、いくつかのチームと同時並行で付き合っていく感じになります。新しい人と仕事すれば、新しく学ぶことあり、要求されることが変われば、それに応じて自分も成長せざるを得ない。そういう流動性が組織の枠に縛られない、フリーランスのワークスタイルの魅力になっているのではないかと思います。

リソースマネージメントが柔軟

ここで言っているリソースというのは、時間とか、お金とか、あと場所とかですかね、そういうものの配分が柔軟にできるのは良いことだなあと。ここにフリーランスの「自由」ってありますよね。営利目的以外のことに時間を割いたり、勉強のための書籍やイベント参加に投資したり、色々な場所に自分を置いて変化を楽しんだり。リソースマネージメントが柔軟だからこそ、色々試せる、実験できる。

可能性に挑戦できる

可能性に挑戦できる機会がたくさんあると思います。業界、業種に縛られませんし、契約の仕方も多様ですし、最近はテレワークも一般的になって来て、企業とのやり取りもしやすくなっています。やってはいけないというルールないので(やらない方が良いこととかはあると思いますけど)、色々なことに挑戦できます。うまくいくことも、うまくいかないこともありつつも、挑戦できる、これ良いこと。

人と真面目に付き合える

最後になんか当たり前のこと書くけれども。なんか、人と真面目に付き合えると思うんですよね。あまり邪推せずというか、きちんと向き合えるというか。逆に言うと人付き合いを真面目にやるっていうのが、フリーランスをうまく続けるコツなような気もして、ベタベタしろとか、人脈広げろとかじゃなくて、なんか真面目に人付き合いやらないと仕事ってうまく回らないな、みたいな割と普通のことがとても重要な働き方だと思います。計算で動くと遅かれ早かれ人間関係って破綻するんですよね、AIじゃないので。素直にやる、みたいなところに自然と落ち着くんじゃないかなあと。

まとめ

まあ、フリーランス以外の働き方をよく知らないってこともあるんだけれど、やはりフリーランスは良いなって思うこと多いです。続けていて良かったな、と感じることも多いし、仕事してて良かったな、と報われる機会も多いです。ここ最近も周囲で、フリーランスになるという話や、フリーランスを離れるという話など、聞く機会多く、決して安定した働き方じゃなかったり、無理をしなきゃいけない時もあったり、未来への不安も少なからず抱えながらの仕事だけれども、この12年間、たくさんのフリーランスになる人の相談に乗ったり、一緒に仕事するなどして来て、活躍してる人も多いし、楽しそうにしてる人も多いなってばっくり思います。

何のために仕事をしていて、どんなことが幸せなのかって、人によってまちまちだと思うけれども、多様な価値観を吸収できるフリーランスという働き方が、社会で求められ、持続的に機能していくことを制度的にもバックアップされつつ、キャリアデザインの中の1つのフェイズとして使われたり、社会にこれまでにない仕事やプロジェクトを生み出すようなエンジンになって、良き理解者が増えていけば良いなと思います。フリーランスの、フリーランスによる、フリーランスのための仕事みたいなのは存外少なくて、たくさんの組織の人と一緒に仕事しながら、相対的な存在としてフリーランスの仕事ってあるので、あとはもっとより良い理解が社会に増えていけば良いな、そんなこと思ってます。

まあ、面白い。

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