DreamからIssueへ – 仕事の矜持2017/9/27

今日、カナエールのジャーナルを受け取りました。毎年制作に携わっていたもの、今年が最後です。帰って来て、なんかぼんやりこれ見て書きたいことあるかなあ、みたいなことを考えていました。

なんかせっかくなので今日は少し子どもに向けて書いてみたいなあと思いました。そんなつもりで書いてみます。

人間努力すれば「なりたい自分」みたいなのには32歳くらいでなれます。32歳というのは一般的に社会人になって10年(場合によってはもっと長い人もいるかも知れないし、もっと短い人もいるかも知れないけれども)。昭和の時代にはよく社会に出て1人前になるまで10年って言われていたそうだけど、僕も実感として大体それくらいじゃないかなって感じがしました。

逆に言うと、それくらいで「なりたい自分」は卒業していた方が良いです。「なりたい自分」にはなれるのに十分な時間だし、「なりたい自分」になれてないと思っていても、それがその人の「なりたい自分」と見なされる歳月でもあります。

「夢追い」の終わりです。

その後、何が待ってるのか。僕は「問題を引き取る」フェイズに入ってくるのではないかと思います。DreamからIssueへ、というのはそういうことです。世の中には多くの問題があり、自分がそのうちの何を引き取りたいのか、そういうフェイズに入って来るのではないかと思います。

おそらく今の人は32歳までに多くの問題を既に引き取っていて、でもそれから長い先、60歳か、70歳か、もしかしたら100歳までか知らないけれども、なんとはなしに何か自分が解決すべき問題を引き取る、それの解決に取り組む、10年も仕事すると、自分の能力の伸長だけでは飽き足らなくなるのも事実。

「なりたい自分」に届いた時に「やりたいこと」というのは、「なりたい自分」を描いた時に「やってみたかったこと」とは幾分違っているのではないかと思います。

問題を引き取り、解決を目指すことで、社会がより良くなること。

そこに仕事の「矜持」は生まれるんだろうと思います。

矜持とは「自分の能力を信じていだく誇り」です。

問題を引き取ろうとした時に、10年は矜持となって生きて来る。

32歳を迎えた僕は、ひょんなことからカナエールというプロジェクトに5年間関わることになりました。37歳になりました。良いタイミングで、良いプロジェクトに呼んでいただいて感謝したいな、と思います。

仕事の矜持について。

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